漫画家になるには?漫画家のなり方5選を現役漫画家が解説

漫画家のなり方

漫画家になりたいけど、どうすればなれるんだろう?
投稿して賞を獲らなきゃだめなのかなぁ…

このブログを読んでいるということは、将来漫画家になりたいと思っていたり、少なくとも漫画家という職業に興味のある方だと思います。

では、どうやって漫画家になるのでしょうか?昔は漫画雑誌に投稿して賞を獲ったり、出版社に持ち込みをしていましたが、最近はずいぶん変わってきています。
意外と漫画家になるハードルは下がってきているんですよ。

漫画家になるための5つの方法

漫画家になる方法は、昔に比べてかなり増えています。今回は代表的な方法を5つご紹介します。

雑誌の漫画賞に投稿する

まずは一番メジャーな方法「投稿」です。
大体の人が漫画家になるには投稿するんでしょ?という認識があるのではないでしょうか。


漫画雑誌を読んだことがある人なら、一度は「漫画賞発表」のページを目にしたことがあると思います。
「〇〇賞以上はデビュー」などの基準があって、今月のデビューはこの人!などと紹介されています。他にも投稿作品が紹介されており、編集部から作品へのアドバイスなども載っていますね。

今でも大体の漫画雑誌では、雑誌独自の漫画賞の投稿作品を募集しています。

出版社に直接持ち込みする

これも昔からあるメジャーな方法です。
漫画家志望者が直接、雑誌の編集部に自分の作品を持ち込みします。

「進撃の巨人」の諌山先生も最初は持ち込みをしたそうです。持ち込みで担当者の目に留まると、担当を付けて漫画賞に投稿したり、連載獲得のためにネームをコンペに出したりすることになります。

最近では大きな同人イベントに「出張編集部」のコーナーがあり、そこに自分の同人誌などを持ち込むこともできます。
直接「出版社」に出向くのは緊張しますしハードルが高いですが、イベントの出張編集部なら気軽に持ち込めるので好評のようです。

漫画家募集に応募する

これは最近増えてきた新しい方法です。昔は投稿や持ち込みが基本で、編集部が漫画家を即戦力として募集するというのは、ほとんど見たことがありませんでした。

10年くらい前から電子コミックが普及し、新規で電子コミック部門を立ち上げる会社が増えました。そのような会社が直接「漫画を描ける人」を即戦力として募集しています。
ちなみに東雲もこの方法でデビューしました。

スカウトされる

同人活動をしていると、編集部の担当者がサークルを訪ねてスカウトしてくることがあります。昔からあったようですが、最近は増えたように感じます。

有名サークルの同人作家が商業デビューするというのはよく見かけます。CLAMP先生なども元々は同人サークルだったそうです。

バズる

こちらも最近増えてきた方法です。ネットやTwitterで作品を公開してバズると、編集部から声がかかることがあります。
ネット発でコミックス化・アニメ化した作品も珍しくないですよね。

漫画家になる方法まとめ

  1. 雑誌の漫画賞に投稿する
  2. 出版社に直接持ち込みする
  3. 漫画家募集に応募する
  4. スカウトされる
  5. バズる

以上が漫画家になる方法の代表的なものです。
他にも方法はあります。例えば編集部に知人がいて、コネで漫画の仕事をゲットした人も実際に知っています。でもそれはあまり一般的ではありません。

ジャンプやりぼんなどの紙の漫画雑誌で活躍している漫画家は、持ち込みや投稿をして賞を獲ってデビューしている人がほとんどです。
電子コミック雑誌や電子コミックで活躍している人は、漫画家募集に応募したり、スカウトされたり、バズった人が多いような印象です。

漫画家を目指している方は参考にしてください。

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